不妊検査

ホルモン検査(血液・尿)

検査の仕方は、尿や血液を採取して、その中のホルモン値を測定します。
低温期、排卵期、高温期、それぞれの時期で、違う種類のホルモン値を調べます。

 
低温期(卵胞期)には、卵胞刺激ホルモン、卵胞ホルモン、黄体化ホルモン、
排卵期には、黄体化ホルモン、
高温期(黄体期)には、黄体ホルモン、卵胞ホルモンなどを調べます。


卵胞刺激ホルモン(FSH)の検査では、
FSHは脳下垂体から分泌されるホルモンで、
卵巣に、卵胞を大きくするように指令します。
このホルモンの分泌量が十分でないと、卵胞がうまく育ちません。


卵胞ホルモン(エストロゲン)の検査では、
エストロゲンは成熟した卵胞から分泌されるホルモンで、
子宮に、排卵期が近いので子宮内膜を厚くするように指令します。
このホルモンの分泌量が十分でないと、子宮内膜が厚くならなかったり、
粘液が出なくなったりします。


黄体化ホルモン(LH)の検査では、
LHは脳下垂体から分泌されるホルモンで、卵巣に、排卵するように指令します。
LHの分泌量がピークに達すると、15〜40時間後に排卵が起きます。
尿中のホルモン値を測定することによって、排卵日を予測することができます。


黄体ホルモン(プロゲステロン)の検査では、
排卵後に、卵子がなくなった卵胞が黄体となって、黄体ホルモンを分泌します。
このホルモンは、受精卵が着床しやすいように、子宮内膜を整える指令を出します。
妊娠していた場合、妊娠を継続するためにも必要なホルモンです。
このホルモンの分泌量が十分でないと、着床障害などが起こりやすくなります。


他には、乳汁分泌ホルモン(プロラクチン)の検査では、
血液中のプロラクチン値を測定することで、高プロラクチン血症の有無を調べたりします。


排卵は脳下垂体と卵巣の、ホルモンの連携によって起こるので、
その連携がうまくいっているかどうかを調べるのが、LH-RH検査です。


LH-RH検査と同時に行われる検査として、TRH検査というものもあります。
乳汁分泌ホルモン(プロラクチン)の検査とは違って、
特別な負荷をかけてプロラクチン値を測定する検査です。


普段はプロラクチン値が正常であるにもかかわらず、
ストレスなどで高くなってしまう人がいるので、負荷をかけて検査をします。
TRH検査といい、最初に採血をして、その後2種類のホルモンを静脈注射し、
15〜30分後にもう一度採血し、それぞれの血液のホルモン反応を調べます。



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2006年03月20日 11:33