不妊治療

タイミング指導

基礎体温の観察をもとに、卵胞の大きさを超音波で見たり、
尿中のホルモン値などを測定して、排卵日を予測し性交日を指導します。

 
タイミング法は、大きく分けて二種類あります。
自然周期によるタイミング指導と、排卵誘発剤を用いたタイミング指導です。


通常は自然周期によるタイミング指導から始めます。
基礎体温をもとに、超音波で卵巣の中の卵胞の成長を観察します。


個人差もありますが、卵胞は通常1日に1〜2ミリ成長し、
直径18〜22ミリで排卵しますので、直径の変化で排卵日を予測します。


超音波で排卵が近いことがわかると、尿中のホルモン値を調べます。
黄体化ホルモン(LH)の分泌量は、排卵の20〜40時間前になるとピークになります。


また頸管粘液検査で、頸管粘液を顕微鏡で観察すると、
粘液の結晶がシダの葉のように見えることからも、排卵を予測することができます。


さまざまな角度から排卵を予測し、性交日を指導する。
これが自然周期によるタイミング指導です。


次に、排卵誘発剤を用いたタイミング指導ですが、
自然周期によるタイミング指導で妊娠にいたらなかった場合や、
排卵がうまくいかないときなどに行ないます。


もっとも代表的なのが、クロミッドという経口薬を使う方法です。
これは脳下垂体を刺激して、卵胞刺激ホルモン(FSH)や黄体化ホルモン(LH)の分泌を
増やすのに効果的です。
排卵を誘発するだけでなく、黄体機能をよくしたり、卵子の数を増やす目的もあります。
飲み方は、月経の3〜5日目から服用し始め、5日間飲み続けます。


さらに強力に排卵を誘発する注射剤で、
卵胞刺激ホルモンと黄体化ホルモンが入ったhMGというものもあります。
これは卵巣を直接刺激するので、クロミッドより強力です。
卵胞がたくさん育ち多胎妊娠の恐れもありますので、使用は慎重に行ないます。


また、卵胞が成熟したところでhCGをいう注射をして、排卵を促進させます。



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2006年03月23日 09:04