男性不妊

精索静脈瘤

造精機能障害の3人に1人は、精索静脈瘤が原因と考えられ、
精液の状態が悪くなっています。乏精子症の原因のひとつです。

 
精索静脈瘤とは、
精巣から出ている静脈に血液が滞って、こぶ状に膨らんでくる病気です。
大きくなると肉眼でもわかるほどになるため、自分で異変に気づく人もいます。


血液が静脈瘤に滞ると、陰嚢が血液にあたためられます。
すると、内部の温度が上昇してしまうので、
精子を作るのに適温とされる、体温より1〜2度低い温度ではなくなり、
温度の上昇や低酸素状態が重なり、精巣の働きが低下してしまいます。


外科療法で手術をすれば、精液の状態が回復して、
自然妊娠や、人工授精での妊娠も可能になります。
外科療法を受けて、精液の状態が回復する人は、約60〜70%とされ、
症状のひどい人ほど効果が高くなります。


手術法は、低位結紮術、高位結紮術、超高位結紮術、腹腔鏡下手術、経皮的塞栓術
などがありますが、日帰りもできる低位結紮術が主流になりそうです。


低位結紮術とは、
外来で局所麻酔でできるので、入院は不要です。
傷が小さく傷みも少ないのですが、顕微鏡を使う処置なので、
高度なテクニックが必要です。



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2006年03月13日 09:15