着床障害
子宮筋腫
子宮筋腫とは、子宮体部の筋層にできる良性の腫瘍(こぶ)で、
筋腫の大きさや場所によっては、受精卵の着床を妨げてしまいます。
30〜40代の女性は、数人に1人が子宮筋腫を持っていると言われています。
しかし最近は、20代の若い女性にも増えてきました。
子宮筋腫とひとことで言っても、腫瘍のできている場所は大きさによって、
着床への影響は様々です。
直径4〜5センチ以下の、子宮の外側にできている漿膜下筋腫や
筋肉のなかにできている筋層内筋腫は、着床に影響が少ないので
治療をせずに様子を見るのが一般的です。
腫瘍が大きいものや、子宮の内側に向かって出ている粘膜下筋腫は、
薬物療法や手術を行います。
薬物療法では、生理を止める薬(スプレキュア、ナサニール、リュープリン)などを
投与して、一時的に閉経状態をすることで、筋腫の発育に影響のある
女性ホルモンの分泌を抑え、結果的に小さくしようとする処置です。
年齢的に時間に余裕のある人向けと言えます。
年齢的に余裕のない人や、4〜5センチ以上の大きさの人の場合、
筋腫核摘出術を行い、子宮を温存し、筋腫だけを切除ます。
粘膜下筋腫は、子宮の内側に向かって出ているもので、
1センチ程度の小さなものでも、着床を妨げたり、流・早産を招きやすいので、
膣から子宮鏡を入れ、内視鏡を見ながら筋腫を取り除きます。
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2006年03月02日 14:11