着床障害

子宮内膜症(子宮腺筋症)

本来、子宮の内側をおおっている子宮内膜が、子宮以外の組織や臓器に飛び、
そこで根付いて、月経に伴って増殖するものです。

 
子宮腺筋症は、子宮内膜症の一種です。


本来あるべき場所ではないところに、子宮内膜ができているので、
生理のたびに、そこで増殖と剥離を繰り返してします。


子宮内膜症は、卵管、卵巣、腹腔など、いろいろなところに起こります。
中でも多いのが卵巣で、卵巣に子宮内膜症が起こると、
生理のたびに、そこで出血を繰り返すので、放っておくと卵巣内に血液がたまり、
まるで溶けたチョコレートのようなので、チョコレート嚢腫と言います。


そのような状態になると、卵巣本来の機能を果たせず、排卵障害にもなります。


これが子宮の筋層部分で起こると、子宮腺筋症をいいます。
月日が経つうちに、子宮がだんだんと腫れてきて、
子宮の壁もかたく暑くなるので、受精卵が着床しにくくなってしまいます。
また、激しい生理痛や月経過多、性交痛などの症状があらわれやすくなります。


治療法は、子宮筋腫の薬物療法と同じように、生理を止める薬を投与します。
生理をしばらく止めると、病巣部は萎縮し、軽いものなら治ってしまいます。
しかしこの治療法は時間がかかるので、
年齢的に時間に余裕のない人は、対外受精へ進みます。


重度の子宮内膜症の場合は、腹腔鏡検査の際に癒着部分をはがすこともあります。



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2006年03月03日 12:26