着床障害
子宮内膜癒着(クラミジア感染症)
子宮内膜が炎症などによって、癒着を起こす状態が子宮内膜癒着です。
これも受精卵の着床を妨げることがあります。
子宮内膜癒着の原因としては、
クラミジア感染症などの、性感染症による子宮内膜炎が考えられます。
クラミジア感染症とは、性行為を通じて感染する性感染症の一種です。
クラミジアトラコマチスという微生物が原因菌で、
性器に感染すると、男性は尿道炎を起こし、
女性は、子宮頚管、子宮内膜、卵管、腹腔へと広がって、それぞれで炎症を起こします。
症状が進んで、頚管粘液の分泌が悪くなったり、子宮や卵管に癒着すると、
不妊症の原因になりますが、自覚症状がほとんどないため、
感染に気づかないまま慢性化してしまうことも多くあります。
頚管障害や卵管障害、着床障害も起こしてしまいかねません。
クラミジアに感染していることがわかったら、パートナーの検査・治療も必要です。
抗生物質(クラビット、クラリス、オゼックス、ミノマイシンなど)を使って治療します。
通常2週間ほど服用することによって、原因菌が死滅するので治ります。
しかし、頚管障害や卵管障害、着床障害などが起きている場合は、
クラミジア感染症が治っても、それらが解消するわけではありませんので、
引き続き、不妊治療が必要です。
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2006年03月03日 18:21